「世の中には無数の「社長」がいる。」という事実。
たまに自分でも驚くのですが、私自身もその「社長」の1人のようです。
この「社長である」という事実について、
冷静になってよくよく考えると、
その肩書きには何の意味もないことに気がつきます。
何故ならば、起業したり、自営の家の後を継いだりすると
ほぼ問題無く誰でも「社長」になれるわけですから。
別段優秀である必要も無いですし、1円から株式会社が設立できる今、
特にこれといった資本がなくとも
「社長」にはカンタンになれるわけです。
しかし、私がよく思うのは、
いわゆるオーナー社長、自営業のレベルを超え、
大勢の社員を雇い、その人たちやそれらの人々の家族の生活を支え、
社会に大きな貢献をするレベルに達した「立派な社長」
「社長」と呼ばれるところから、その域に達するのは
大変なことだということです。
そのレベルに達するには、能力はもちろん、
人間的にも大きくないと無理なのだろうな、と
常々感じています。
私のサラリーマン時代。
29歳時の肩書きは「主任」でした。
それを考えると、部長や課長はもちろん
係長も超え、何階級も特進してしまったわけで、
冷静に考えると
たいした実績も無く、
何のマネージメントスキルも経験も無いまま
ある日突然、偉そうに「社長」となったわけです。
もちろんそれから5年間に、
実践レベルで多くを学びましたが、
大きな会社の大経営者の皆さんとは比較にもなりません。
そう考えると、大企業のトップに立つということは
物凄いことだよなあ、と思わざるを得ません。
私のように、ある日サラリーマンをやめて
「社長になった」のではなく、
大勢の中から、会社内はもちろん、株主や
広い意味では社会からも
「社長に選ばれた」人たちですから。
有能かつ人間的にも優れていなければ
「選ばれる」ことは無いわけです。
そんなことを考えさせられたきっかけは、と言うと:
世界No.1のパソコンの販売台数を誇る
ヒューレット・パッカード。
その元会長兼CEOだったカーリー・フィオリーナさんが書いた本。
受付嬢からスタートした彼女が、
まだまだ男性優位で閉鎖的な時代にAT&Tで出世街道を駆け上がり、
時価総額では日本企業ではトヨタ以外は足元にも及ばない
大企業HPのトップとなるまでの物語。
物凄く、感動しました。
日本語のタイトルや、キャッチコピーからは
「女性起業家向け」という感じが漂っていますが、
この本は、
ビジネスに関わる全ての人が読むべき古典的な名作の域にあります。
特にこの一節が、個人的には良かったです↓
,
勝利は選択の結果であって、幸運の結果ではない
テレビではよく見ていたフィオリーナさんですが、
いやはや、凄いです。
ところどころに心に刺さる素晴らしい言葉が散りばめられたこの本。
各所に付箋が貼られました。
この夏はかなり激しく忙しいので、
読んでいる本の数は普段の半分くらいなのですが、
またまた名作に巡り会いました。
機会があったらこちらの本も読んでみます↓
私はあきらめない―世界一の女性CEO、カーリー・フィオリーナの挑戦
posted with amazlet at 09.08.21
ジョージ アンダース
アーティストハウスパブリッシャーズ
アーティストハウスパブリッシャーズ
改めて感じたこと。
「社長」と呼ばれる時に考えるべきことは、
その呼称に甘んじてはいけないということ。
「社長になる」というのを難易度で言えば、
一部上場企業で部長になる方が、よっぽど難しいのは間違いないから。
もう少し、修行して
「立派な社長」を目指します♪








