足利市ではたらく社長のブログ

地域ポータルサイト「ハウディーズ」の運営を中心としたWebによるPR&マーケティング会社「ハウディーズ株式会社」の社長であり、TOEIC990点(満点)の語学力を生かし、大学受験を始め英語教育指導を行う有限会社アカデメイアの取締役・講師としても奮闘中 - ローカルな地域社会から日本・世界を見つめ、教育からマーケティング・経済から政治に至る様々な問題を、徒然なるままに考える、江黒俊介のブログ - という欲張りな目標で書いている日記です♪

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iPhoneとAppleらしいマーケティング戦略

「ソフトバンクから年内発売」とつい1週間ほど前に発表されたiPhone。

気がつくと今度は7月11日に発売、となりました。

日本での販売価格や料金プランは・・「後日発表」とのこと。

アップルらしい、「期待を誘発する」マーケティング戦略。

iPhoneへの機運を高め、本来ならば発表の1回で済むメディアの紹介を・・ あと何回するのでしょうか?

ブロガーたちは、あと何回iPhone(アイフォーン?アイフォン?)の記事を アップするのでしょうか?

アップルがいつも行う「秘密」の新製品、「極秘」の仕様・・ そして小出しにしか出て来ない情報とチラリズム・・ じらされた最後に行われる スティーブ・ジョブズのプレゼンの威力。

業種を問わず、自信の商品、サービスは その全てを語り、PRし、できるだけ大々的に発表したいものですが、 今回のソフトバンクとアップルが行っているように 段階的に、断片的に、含みを持たせながら 1つのネタを引っ張るだけ引っ張りながらその間メディアの注目を維持し、 とにかく話題とバイラルなマーケティングを誘導していく戦略は 非常に効果的ですね。

しかしこの戦略を有効に使うためには、 iPhoneのように斬新かつ素晴らしい価格・機能・デザインを兼ね備えた 「キラーアイテム」や「キラーコンテンツ」が必要ですが。

「えっ?これだけ?」となってしまうような商品やサービスでは 使えませんよね。

私もiPhoneを入手するまで、あと何回ブログのiPhone関連のエントリーを書くのか?

私自身もアップルとソフトバンクが仕掛けているマーケティング戦略の直線上で踊らされていることは否定できません(笑)

こないだ書いた記事は数万というアクセスがありましたし、凄いネット上での注目度を見ると・・・孫正義&スティーブ・ジョブズの日米IT業界の巨人コンビの思惑は、今のところ機能しているようです。

値段もアメリカではローエンドは199ドル・・・2万円という恐ろしく安い価格での発表・・・Appleも真剣にシェアを取りにきていますね。

今回のiPhoneとソフトバンクのマーケティング戦略の成果は、恐らく既に日本でも数万くらいのブログで取り上げられ、あと数回同じようなカタチで大メディアから我々ブロガーを含めた消費者生成メディア(CGM)のありとあらゆるところでPRされるということからも立証されていますね。

このブログのエントリー数やメディアでの露出だけで、広告費用に換算したらどれくらいの数字になるのか?天文学的な価値があるPR効果でしょう。Web 2.0というよりもマーケティング2.0を理解している企業にしかできない戦略ですね。


経営者はマーケティングの必須要素


こと狭い社会であることが前提となる地方においては、経営者=その企業という図式が絶対的なものとなっているのではないでしょうか。

確かに、経営者の決断によってその企業の舵取りが行われるわけですから、それは当然といえば当然です。

しかし、情報が瞬時に多様なかたちで送受信される現代社会においては、グローバルな次元でも「経営者の顔」がマーケティングの上で未だかつてない重要性を持っているように思われます。

昨日、別のブログでこんな記事を書きました:

今日のエントリーは地方とあまり関係ありませんが・・ 

「広告」から「PR」への転換 

「広告」から「PR重視」への転換は、最近ではかなり一般的になってきているように感じています。

もはやテレビを見ていても、ネットを見ていても、外を歩いていても「広告」が眼に入って来ないことがない現代社会において、あまりに氾濫している「広告」の力はますます弱まってきているのではないでしょうか。

しかしながら、以前はローコストがウリであったインターネット広告の世界においても、広告費は下がるどころか媒体価値の上昇に伴い、上がってさえもいます。

もちろん「広告」というものが全く無力になったというわけではなく、「成果を出す」ことが益々困難になってきた、ということでしょう。

そんな中、企業も積極的に広報に力を入れ、広告だけではもはや成り立たないマーケティングの手段としての「PR」をますます重視してきているように感じます。

例えば、Appleにとって最大のマーケティング効果をもたらすものは広告ではなく、スティーブ・ジョブズが行うプレゼンですし、マイクロソフトの最大のマーケティング上のコンテンツはビル・ゲイツその人ですから。

経営者が広告塔となるPRの力

そうするともしかすると経営者という広告塔こそがPRの効果を最大化するものなのかもしれません。ビル・ゲイツ等はいわゆるアンチ・ヒーローです が、アンチ巨人が巨人の付加価値を高めてきた歴史同様、彼を嫌うMacユーザーらの存在が彼の価値を高めているのかもしれません。

ライブドアの堀江社長等はその最たる例で、彼のピークはファンもですが、アンチも多く、空前絶後の注目とマーケティング効果をライブドアに与えましたよね。

今現在の話をすれば、Docomoとソフトバンクを比較した場合、新戦略を打ち出したDocomoの社長さんの名前を明確に記憶している人はあまり いないでしょう。一方、孫正義社長の顔を知らない人の方が少ないと思います。必然的にDocomoが生まれかわった、と言ってもPRからその変化が十分に 伝わってはきていませんよね。

広告がその限界を見せ始めた昨今、カリスマ経営者が自ら広告塔となれる企業は今後ますます伸びていくのではないかな、と思っています。

というわけで、良い意味でも悪い意味でもその企業が象徴するものがサービスや商製品以外のレベルでもマーケティングには必要不可欠な要素となっているのではないでしょうか。

これは地方であろうがグローバルであろうが、今後加速するポイントでしょうね。

私も自らのマーケティング価値を高めるべく、頑張ります☆


ブランドは広告ではつくれない - 広告 vs. PR - マーケティング担当必携の書


マーケティングの良書は国内よりも海外の本に多い気がしますが、本日六本木オフィスへの往復の電車内で読んだこの本も実に面白かったです:

ブランドは広告でつくれない 広告vsPR
アル・ライズ ローラ・ライズ 共同PR株式会社
翔泳社


「広告を信頼する人などいない」、「広告は終わっている」という、広告屋さんが認めたくない事実や、「クリエイティブ」なクリエイターによる「クリエイティブな作品」が話題を呼んでも全く売上に貢献していないという「広告代理店が絶対に認めたくない」ポイントを小気味よく指摘し、結論としてはブランド構築のためにはPR、パブリシティが重要であると論じています。

私が特に同意したのは:

「広告がブランドを構築する事はない」
「広告はブランドを防御するためのものである」
「ブランドを構築するのはPRである」
「広告に信頼性はもはやない」

という全編に共通した上記のポイントですね。

ブランド構築のプロセスに必要なのはまずはPRであり、戦略の設定であって、単に無意味にかつ無意味な広告を発信する事ではない、ということ。

広告は、きちんとしたマーケティング戦略に基づいたPRを実施した後にはじめてその効果を発揮するわけです。

Macbook Airをコマーシャルで初めて見た人はいないでしょう。Windows Vistaについて新聞広告で知った人もいないと思います。メディアが大々的に取り上げた後に流れるコマーシャルこそ効果的なわけです。

マイクロソフトやアップルはもちろん、更に純粋にPRでのマーケティングで成功したスタバにせよボディショップにせよ、最近は広告より以上にPRを上手に使う企業が躍進しています。そこに学ぶところは企業のサイズに関係なく、大いにありますよね。

ブランド構築とPR、広告の相関関係についてこれほどよくまとまった本は私は読んだことがなかったので、非常に有意義な今日の六本木往復でした。

ブログマーケティングについて考える


ブログによるマーケティングが有効である、ということが騒がれ始めてもう3年くらいにはなるでしょうか。

お客様にも当然のようにブログの開設をすすめるわけですが、まずはクライアントさんの事例よりも先に、私自身のブログの活用について話したいと思います。

私もこのブログ以外にも、実名で書いているものだけでも3つほどブログを持っていますが、確かにどんな広告や他の告知媒体と比較しても、「ブログの有効性」は際立っています。(実名以外のはいわゆる「戦略サイト」や「テストサイト」で、常時2〜3は持っています)

ハウディーズ編集室日記ハウディーズを始めてまず開始した「編集室日記」は、ハウディーズのエリア内外を問わず、クライアント様や業者さんとのコミュニケーション媒体として、多い日は数千のアクセスがあるようになりました。


このブログに書いた内容を把握しているお客様も多いので、「ご依頼はお早めに」と書くと本当に電話がすぐかかってきたりもします。

後はこのブログを見て、仕事の依頼や求人への応募等、様々な問い合わせや連絡が来る事は言うまでもありません。

その他ハウディーズという会社自体のPRとしては、CNET Japanに「地域ポータルとネット上の格差社会」というタイトルでブログを書いています。
地域ポータルとネット上の格差社会
これはあまり更新できていませんが、さすがCNETだけあって、1つの記事に最低で千以上のアクセスがあります。

また、読者層も洗練されているので(もちろん更新内容も気を使いますが)面白いコミュニケーションも生まれます。

ShunEguro.com昨年、シリコンバレーに出張に行った後、英語でも自分及び自社の存在をPRしておいた方が良いな、(自己紹介等よりもブログを見てもらう事が実際には楽で すし、信用度も違うので)と思って始めたブログ「ShunEguro.com」も、全然更新する間がないのですが、実際たまに海外の方との接点を生み出し ています。

これらのブログを全部合わせると、とりあえずは月間数万程度のページビューくらいになっています。

集客効果という側面で考えると、恐らく今までに弊社が行ったどのチラシやDM、電話や訪問による営業よりも、「ブログを読んでもらう」ことによってブログが稼いだ金額は大きいですね。ただし、ブログを書くのに費やした私の労働コストを考えると当たり前のような気もしますが。

広報活動、という側面で考えた場合、その効果は計り知れないものがあると思います。私も地域の中で全く意外な方から(初対面の方も含め)「いつも読んでいます」と言われるわけですから。

もちろん(あまり言いたくはないのですが)ブログは仕事として意図を持って書いている部分が多いので、「発信したい内容を書いている」ことは事実です。

しかしながら日々の自分の生活の断片や、仕事に対する想いを綴るわけですから、単に戦略だけの観点から書く「嘘」は書けません。戦略的であったとしても「嘘」だけでは長続きさせられませんので。やはりブログ上に残るものは自分の気持ちであり、性格であり、そして究極は「会社としてのアイデンティティー」となるわけです。

ブログを読んでハウディーズに依頼される人たちは、依頼される前に既に私のブログをじっくり読まれ、納得されて依頼して下さります。つまりお問い合わせの時点で既に「お見合い」のプロセスは済んでおり、ハウディーズに好意的な状態でお声を掛けて頂けるわけです。

よくあるケースとして、「会社についての説明」は不要なくらいハウディーズをご存知の方も多いのです。

さて、「ブログマーケティング」成功のために何をすればいいのか?

その解答は単純です。

SEOやその他もろもろのアクセスアップの戦略、使用ブログ(アメブロが良いとか云々)もありますが、それよりまず・・・

「何について」「どういう目的で」ブログを書くかを決めることはもちろん、「記事を書いて、書いて、書き続ける」ことではないでしょうか。

ブロガーたること。それはまず「記事を書く」ことから始まります。

どんなに優れた戦略を持ってしても、「書かないブロガー」は支持を得られませんからね。

私も社長だったり営業マンだったりCFOだったり色々な役割をこなしますが、一番しっくり来るのは「代表取締役兼広報担当ブロガー」という役割でしょうか。

ベンチャーを起業し、ゼロから会社の存在を築く際に、「広報担当ブロガー」として自分の会社と事業をPRし続けてきた事。それはハウディーズという会社に私がたずさわってきた中で最も重要なポイントかもしれません。

あまり具体的な話でなかったので、また改めて事例も含め、ブログマーケティングについては書きたいと思います。

それまでハウディーズと私のブログをどうか宜しくお願いします♪

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