足利市ではたらく社長のブログ

地域ポータルサイト「ハウディーズ」の運営を中心としたWebによるPR&マーケティング会社「ハウディーズ株式会社」の社長であり、TOEIC990点(満点)の語学力を生かし、大学受験を始め英語教育指導を行う有限会社アカデメイアの取締役・講師としても奮闘中 - ローカルな地域社会から日本・世界を見つめ、教育からマーケティング・経済から政治に至る様々な問題を、徒然なるままに考える、江黒俊介のブログ - という欲張りな目標で書いている日記です♪

勝負

努力の美しさを讃えつつオリンピックを観る


仕事に専念するお盆休み、だったはずが

予定より大幅に多くオリンピックを観ては、感動しています(笑)


4年に1度の大会のために、超一流のアスリートたちが

努力し、苦しみ、華を咲かせ、勝利し、また敗れる・・

その過程にはものすごい努力と、それを支える信念があるはず。


日々仕事に追われる程度のレベルではなく、

「4年」という歳月の期間を経て、「1度」しかない勝負のために

自分の全てを賭して立ち向かう姿・・・


起業というステップも決して楽ではありませんが、変な話ですが

ビジネスにおいては勝負は何度でもあり、小さな失敗であれば

それは単なる次へのステップに転換できます。


しかしながら

オリンピックの本番で、その場で自分のベストを出さねばならない

選手たち・・

スポーツでは全責任は(個人種目は特に)自分1人で負わなければならないわけです。

起業家も経営者も同様。最後はどんな逆風があろうが、どんな予期せぬトラブルが起ころうが、それは自己責任。

選手たちの勝った時の嬉しさや、負けた時の悔しさに共感を今まで以上に深く感じられるようになったのも、私自身の環境の変化に原因があるのかもしれません。


期待を裏切った、と責められる選手を見る度に思うこと:

「あなたが彼(彼女)を責めるのはお門違いではないの?」

確かにみんな金メダルなら素晴らしいでしょうが、勝負の世界、しかも一発勝負ではそんなことはあり得ません。野球なら100打席で70回くらいしか失敗しなければ「一流」ですが、

オリンピック選手はその日、その時にベストを出さねば

「負け」になってしまいます。


今日もこんな記事がありました↓

◎世界の潮流に乗れず=岐路に立たされた日本−体操〔五輪・ハイライト〕


日本、細かいミスが致命傷=早々に決着、引き立て役に終わる〔五輪・体操〕

(かなりこの記事には疑問のコメントが飛び交っているのを見てほっとしていますが)

体操は「銀メダル」ですよね。それを「期待はずれ」と評するか、「頑張った」と評するか・・

もちろん言論は自由、という原則からすればこの記事も正しいわけですが・・

オリンピック選手はプロではないわけですし、年俸数億円もらっている選手たち同様にこきおろすのはいかがなものかと。

努力の末、日本を代表する最高の選手として選ばれた選手たちのその日の頑張りを讃え、

また、その選手たちを破った他国の選手を讃え、

自国の期待(あるいは自分の期待?)だけの観点からでなく、

世界最高のアスリートたちの競演を楽しむ。

そんなオリンピックの見方の方が健全ではないのかな?

そんな気がしています。

特にマスコミのバイアスが(政治的にも)妙にいやらしい気がしてならないですね。

銀メダルを讃えられない淋しい国民性の国で良いのだろうか?

負けてしまった人の気持ちに共感できない国民性で良いのか?

これからの日本が真の意味で「先進国」になれるのかどうか

こんなところにもその答えがありそうな気がしてなりません。

成功も失敗も受け入れられる寛容な社会こそ

(起業の世界でもそうですが)

「進歩的」かつ「発展的」な社会だと思いますので。



流れを感じる方法を桜井章一氏に学ぶ


ある方の書評を拝見して手に取った麻雀の世界で有名な「雀鬼」桜井章一氏の本。麻雀の世界を超えて、将棋界の羽生名人をはじめ各界の有名人が絶賛しているのでそのうち読んでみよう、と思っていました。


20代後半からはいわゆる起業家となり、そちらの方が楽しくなってギャンブルは全くしなくなりましたが、「経営」も日々決断と判断を要するという点では「勝負」です。

麻雀の世界で桜井章一といえば「伝説」ということは知っていました。その「雀士」というイメージが強かったのでいままで本を読むことからは遠ざかっていましたが、何故経営者やスポーツ選手をはじめ桜井氏に師事する人が多いのかがよくわかりました。

いくつか良かったフレーズを抜粋すると:

流れの中では「過去にとらわれず、未来に期さず」という心構えがなければ負けてしまう

変化に弱い人というのは固定観念が強い人だ。(中略)それに対し、「感じる」ことを大切にしている人間は変化に強い。(中略)変化がわかるというのは、時と流れの変化がわかるということだ。その流れの中で自分はどうするかという判断ができる。だから「感じる」人間は強いのだ。

まだまだありますが、とりあえず・・

何度も繰り返し氏が強調するポイントとして、「現代社会に溢れる情報や知識が、人間の感性を鈍らせている」という指摘は確かに正しいと思いました。

「感性」に優れた経営者が率いる企業は歴史をひもといてみても強いですし、スポーツ選手でも超一流となればなるほど精神性、感性の強さを持っているように思います。本田宗一郎、松下幸之助・・イチロー

感性の優れた人間は、変化に強い。感性に優れ、変化に強い人間は時間や自然と共にある・・

いやはや、予想以上に楽しく読ませてもらいました。

他にも多くの著書があるようなので、ちょっと合間を見て読破しておきます。

もとの書評はイエローハットの創業者の鍵山秀三郎さんとの共著のこちらの本:


いずれにせよ桜井章一さんの著作のテーマが「勝負に勝つ」ことを教えるというよりは「強い人間となる」ことに力点が置かれている点に共感を覚えました。

「強い人間」でなければ、「勝負」に勝てるはずもないですからね。


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