ゆっくりと働いた日曜日。あまり仕事自体は進まなかったのですが、思考をする余裕がいつもより多く取れました。

通勤時間に聴いたのはスティーブ・ジョブズの伝説となってきたスタンフォード大学卒業式でのスピーチ:



字幕付きバージョンもググると出て来るそうです。

このスピーチのポイントは3つ:

1:過去の経験(点)はつながることを信じること。人生に無駄なものは無い。
2:自分が心から好きなことを見つけ、素晴らしいと思える仕事をすること。
3:死と向き合い、今日死ぬなら何をしたいか、すべきかを価値基準とすること。

シンプルなアドバイスですが、これはどれも簡単なようで難しい。

何事も純粋でシンプルなものほど困難ですからね。

このスピーチを聴くと勇気が湧くのは私だけではないでしょう。

このようにしてジョブズは未来を発明しつづけてきたのですよね。


人は「今を生きる」のが難しい存在です。過去にとらわれ、未来に不安を覚え、現在を無益に過ごしてしまう傾向が強い動物だと私は思っています。

クリエイティブな人間はそのような存在の対極に、彼岸に位置したところに立っていなければなりません。

未来を発明するには、確かに上記の3点は不可欠でしょう。1)過去を生かし、2)愛することを仕事とし、3)死から逆算した生という時間を最大化する・・そんな生き方がイノベーションを引っ張る原動力なのでしょうね。

そしてこのスピーチの最後は有名な:

"Stay hungry, Stay foolish."

ー ハングリーであれ、愚かであれ ー

で終わります。言い換えれば「愚純であれ」ということでしょう。このスピーチから浮かび上がるジョブズという人間像は、恐ろしいまで純粋な人間、ということでしょうか。少なくとも私はそう思っています。

オリジナルのiPhoneを発表した際にも:

"There's an old Wayne Gretzky quote I love. 'I skate to where the puck is going to be, not to where it's been.' That's what we try to do at Apple".

ー 僕の好きなウエイン・グレツキーの言葉があります:「私はタマがある場所ではなくて、タマが向かうところを目指すんだ」それこそが我々がアップルでチャレンジしていることなのです ー

その常に先を見据え、最高のものを創ろうという姿勢。世の中に無いものを提供したいという想いがあるからこそ:

"Today, Apple will reinvent the phone."

ー 今日、アップルは電話を再発明する ー

と誇れる製品を生み出せるわけです。


ハウディーズはモノはつくっていません。

世界レベルで考えればもちろん、国内で比較しても、革新的な機能などは特に無いサイトであります。

「地域」では革新的、そういうコンセプトです。

しかしながら、この両毛地域という、「地方・ローカル」という未開の土俵においては、ハウディーズができるまで存在しなかったサービスはもちろん、地域にデジタル文化の普及と可能性を広げ、かつマーケットも創出してきていると思っています。

そしてその次のステップ、その次のステップに向けて更にその成長を加速させなければなりません。

それはもちろん最終的には地域のためになると私自身が信じていることであり、スタッフをはじめ、多くの協力者さん、支援者の方々のための利益にもつながることだと考えています。

栃木県足利市から、佐野市、群馬県太田市、桐生市、館林市という両毛地域のインフォメーションサイトとして生まれたハウディーズ。次の段階にどのように進んで行くのか、それを考える時に、最近は少し視野を広く、より大きな公共の利益を生み出せるような企業活動を考えています。

もうそろそろハウディーズの企業としての新たな展開を発表できそうです。

そしてその発表の際には、少なくとも企業としてのグランド・ストラテジーを明確に定めなければなりません。

多忙かつ重大な決断が相次ぐこんな時ほど、本質的な根幹の部分が「企業」としても「個人」としても重要ですよね。

スティーブ・ジョブズの言葉を反芻しながら、明日もまた頑張ります☆